2016年 4月の記事一覧

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16年04月19日 08時53分00秒
Posted by: anatolia
前回は、「ありがとう」という言葉の効用をIメッセージの見地から説明しました。
今回は、アドラー心理学から説明したいと思います。

アドラー心理学では、人は、共同体組織(会社、家族、学校、サークル・・・)において何らかの貢献をしたいという欲求を持っている。
また、人は、「共同体組織において貢献している」という思いが、生き甲斐、やりがいにつながっている。

しかし、多くの人は、本当に貢献しているのか自信のない状態にいることが多い。その時に、「あなたの行動が、私の役に立ちましたよ」という意味で、「ありがとう」と言ってもらると共同体組織における貢献を確認でき、心の底から生き甲斐、やりがいを感じることができると思われます。

意識して「ありがとう」を言うようにしましょう。
16年04月16日 11時52分16秒
Posted by: anatolia
なぜ「ありがとう」と言う言葉は、素晴らしいのか?
ありがとう経営をすると、社風が良くなるのか?
今回は、ほめ言葉と比較して、論理的に解き明かしていきたいと思います。も

ほめ言葉も人をやる気にさせ、人の行動を好ましいものに変える力があります。
一方、ほめるとほめられた行動をやめてしまう人がいます。
なぜでしょうか?
それは、ほめる側の意図を無意識的に忖度して、「人に操られたくない」という思いからやる気を失うからです。
たとえ、ほめる側にそのような意図がなくとも、長年勝手に相手の意図を無意識的に忖度する心の癖がついている人は、ほめられるとやる気スイッチがオフになる人がいるようです。
Youメッセージ効果と言われるものです。
ほめるとは、You、つまり「あなたは・・・」というYouを主語とする表現です。
それに対して、「ありがとう」は、Iメッセージです。
「私は、あなたに感謝します。本当に助かりました。」ということです。
つまり、「あなた」と決めつけ、押しつけでなく、「私は・・・と思う」という。相手への思いを表現している言い回しのため、無意識に忖度する心の癖が働きにくいため、社風をも変えうる力があるのだと思います。

次回は、アドラー心理学からの「ありがとう」の効用について分析致します。


16年04月04日 08時51分15秒
Posted by: anatolia
加藤締三著「自信」という本の一節に次のようなことが書いてあります。
「小さい頃の自分への過大な期待に対する自分の挫折を心底認めることが、自分を尊敬する方法なのである」

私も長男のためか、両親に多大な期待を掛けてもらった様だ。
幼い頃より、バイオリンや英会話教室に通わされ、小学校に上がる頃にはゴルフ練習場でゴルフを教わったりした。しかし、何事も身にならず、「親の期待に応えられない情けないヤツ」と自分自身に劣等感を持ったものです。

数年前より心理学的手法や瞑想を実践をすることにより、自分の劣等感を知るようになり、過去の体験を思い返すうちに、加藤先生が言うように、自分に優しくなれるようになったように思います。

私は、親に子供に期待するなということを言いたいのではありません。
私たちは、知らず知らずのうちに自分自身の心の中に劣等感などの十字架を背負ってしまっているのです。
それを自分自身と向かい合い、受け入れる事によって心が軽くなり、人として成長していくものだと思います。
自分自身の不快な感情と向かい合いましょう。
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