2010年 10月の記事一覧

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10年10月29日 06時39分56秒
Posted by: anatolia
従業員を動機づける方法は、大きく2つに分けられる。
外発的動機付けと内発的動機付けだ。
外発的動機付けとは、いわゆるアメとムチであり、ほめる、叱る、認める、励ます、インセティブ、罰則など他人からの働きにより動機付けることを言う。
内発的動機付けとは、心の内から沸き上がるやる気により、自身が動機付けられることを言います。
内発的動機付けは、外発的動機付けよりパワーは高く、時に信じられない成果を生み出します。ノーベル賞を取るような発見や発明は、すべて内発的動機付けから生まれています。
経営者として大切なことは、自分が部下に対してどちらを期待しているかを明確にしなければならないということです。
なぜなら、外発的動機付けは、内発的動機付けを抑制するからです。
経営者の中には、自発的に考え、自発的に問題を解決することを期待しながら、トップダウン的手法で押しつけようという人がいます。
これは、矛盾しているということです。
アクセルを踏みながら、ブレーキを踏んでいるのです。
思った通り進まないのは当たり前です。
まず、経営者は、自分がどういう組織作りをしたいのかを明確にし、それにあった動機付け方法を取らなければ十分な効果は期待できないのです。
10年10月27日 06時24分37秒
Posted by: anatolia
従業員満足というと、勘違いする人が時々いるようです。
何でも従業員の有利なようにすべきであるかのように・・・
従業員満足の目的を明確にする必要があります。
従業員満足の目的は、
第一に、従業員の「誰か(何か)の役に立ちたい」という貢献欲求や「自分の力を思う存分発揮したい」「自分の可能性を伸ばしたい」という成長欲求を伸ばす機会を与え、働く喜びを味合わせることではないでしょうか。
第二に、働きやすい環境を提供することでしょう。
10年10月21日 06時16分05秒
Posted by: anatolia
意欲には、大きく2種類の意欲があると思います。
1つは、健康的な意欲。
「自分の新しい可能性を拡げたい」などの成長欲求や心理学で言うフロー状態(熱中)に基づく意欲で、大変創造的で前向きな欲求です。
もう一つは、不健康な意欲です。
危機感、不安感、恐怖に基づく意欲で、「やらなければならない」と自分を鼓舞し続けることにより意欲を絞り出しているような意欲です。

経営の世界では、この2つの意欲を区別することなく、どちらでも良いから意欲を引き出すというのが一般的になっています。
そのために、過労死やうつ病などが増える一方です。
健康的な意欲にもっと直目したいものです。
10年10月19日 06時16分20秒
Posted by: anatolia
タイプA性格というのがあります。
心臓病になりやすい性格です。
その特徴は、
1.極端とも言える精力的活動性
2.時間的切迫感
3.攻撃性
4.精力的な話し方=早口、断定的、エネルギッシュに話す。
だそうです。

優秀な経営者に多い特徴ではないでしょうか?
私の知り合いの社長さんの中には、知らず知らずのうちに動脈剥離を起こしていた人もいます。

タイプA性格であると自覚される方は、瞑想などの習慣を持ち、心をゆったりさせる時間を意識的に取った方がよいようです。
10年10月16日 06時57分10秒
Posted by: anatolia
予算管理の目的とは?
目的1.無駄使いをしないようにするため
目的2.「成功の方程式が効率的に効果的に行われているか」を管理すること
目的3.不測に事態をできるだけ早く発見し、対策をできるだけ早く撃てるようにするため

目的2の意味は、予算や実績は、行動の結果である数字に過ぎない。事業の成否を決めるのは行動である。その事業には必ず成功要因があり、成功要因を行かして儲けの方程式(儲かる行動パターン)が存在します。その儲けの方程式がいかに機能したかで結果である数字(実績)が決まり、予算の進捗が分かります。逆に、予算の進捗を管理することにより行動である儲けの方程式に問題がるかないかが分かるわけです。
儲けの方程式という言葉を使いましたが、経営戦略と置き換えても良いでしょう。
10年10月06日 07時16分54秒
Posted by: anatolia
ある外食産業のお店のサブマネージャーがいます。
個人としては、作業のスピードや正確性、アルバイトへの指示の的確性などで極めて優秀な人です。
しかし、その境遇から人間関係に苦手意識があります。
その上司からこの人をさらに「レベルアップさせるには、どうしたらよいか?」を昨日相談されました。
その上司とともに、彼の能力と性格の分析をしました。
その中で、ほんのわずかに見せる彼の隠されている顔、チョットした行動に着目しました。
苛ついた顔つきをすることが多い彼ですが、時々、アルバイト君達と話す顔にとてもさわやかな笑顔があるということや、彼の父親との逸話などからヒントを得ることが出来ました。
彼の隠された、本人が抑圧している性格があるということで、彼の上司と一致しました。
それは、本当は彼は「愛情深い男である」と言うことです。
それを彼の境遇から自分で抑圧していると言うことです。
彼の上司は、彼のこの「愛情深い」性格を引き出すことにコミットするそうです。
10年10月04日 06時12分50秒
Posted by: anatolia
幸せになるには、どうしたらよいのでしょうか?
幸せになるということは、幸せであると感ずることです。
つまり、幸せになるかならぬかは本人の心にあるわけです。
心が幸せに感じるためには、どうすれば良いのでしょうか?
1.不幸せに感ずるネガティブ感情を作る思い癖(ネガティブ・プログラム)を消すことです。人は、毎日同じ思考をしがちであり、しかもその大半はネガティブな思考です。
多くの人は、実はネガティブな思考をして自分で自分を不幸にしているのです。
だから、まず、そのネガティブな思考をやめなければ幸せになれません。
2.熱中できることを見つけることです。
熱中できることがある人はそれだけで幸せです。熱中している間は、充実感と達成感という幸せを味わえるからです。
ですから熱中することが見つかっていない人は、熱中できることを見つけることです。
3.「無償の愛」を捧げる対象を見いだすことです。人の魂は、無償愛を求めています。
だから、逆に拒絶されたり、裏切られると傷つくのです。
まず、自分の子供やパートナーに毎日、無償愛を捧げることに徹しましょう。それがいない人は、仕事先のお客様に喜んでもらうことを、感動与えることをイメージしながら仕事をしましょう。
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