決算短信の英訳:増加はIncreaseではだめなのか?
記事投稿日2011年12月19日月曜日
投稿者:アクエイント株式会社 カテゴリー: 翻訳チェックポイント
決算発表といえば決算短信です。
最近、決算短信を英訳する企業が増えています。
その決算発表の書類の翻訳で、A部門の「売上は前期比20%増加し、」をSales increased 20%, と訳したとします。
次にB部門の「売上は前期比10%増加し、」、さらにC部門の「売上は前期比15%増加し、」と日本語にある場合、それぞれSales increased 10%, Sales increased 15%, とすればよいのでしょうか。
「増加」を意味するのですから、もちろんすべてincreaseが使えるのですが、英語にする場合、B部門はSales rose 10%, C部門はSales were up 15%, のように使う言葉をわざとかえるケースが多いです。
なぜ、日本語で「増加」と言っているのを、一つの単語に統一しないで異なる単語を使うのか?ネイティブに聞くと、同じ単語を使い続けるのは、It's boringと誰に聞いても同じ回答でした。
ビジネス文書なのだから語句の使用は統一した方がしっかりしているという考え方がある一方で、ネイティブの観点では、同じ単語を使用し続けるのは逆に何も考えていない証拠、という捉え方をするようです。
決算短信などの決算書類を英訳する企業が増えていますが、貴社はどちらのスタイルになっていますか。
最近、決算短信を英訳する企業が増えています。
その決算発表の書類の翻訳で、A部門の「売上は前期比20%増加し、」をSales increased 20%, と訳したとします。
次にB部門の「売上は前期比10%増加し、」、さらにC部門の「売上は前期比15%増加し、」と日本語にある場合、それぞれSales increased 10%, Sales increased 15%, とすればよいのでしょうか。
「増加」を意味するのですから、もちろんすべてincreaseが使えるのですが、英語にする場合、B部門はSales rose 10%, C部門はSales were up 15%, のように使う言葉をわざとかえるケースが多いです。
なぜ、日本語で「増加」と言っているのを、一つの単語に統一しないで異なる単語を使うのか?ネイティブに聞くと、同じ単語を使い続けるのは、It's boringと誰に聞いても同じ回答でした。
ビジネス文書なのだから語句の使用は統一した方がしっかりしているという考え方がある一方で、ネイティブの観点では、同じ単語を使用し続けるのは逆に何も考えていない証拠、という捉え方をするようです。
決算短信などの決算書類を英訳する企業が増えていますが、貴社はどちらのスタイルになっていますか。
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Posted by: acquaint