どんなものにも当てはまるかわかりませんが、アニュアルレポートなどの企画では、企画の主導者がいて情報収集から企画のまとめまでを執り行います。

もちろんアイディア出しの際は、チームで行います。

デザイナーやライターも一緒になって、ブレーンストーミングをします。

ここで企画の主旨を決めることができると後の作業が比較的にスムーズに流れます。

全員が主旨を共有することで、その後分担することになるデザイン、コピー作成、企画書作成という作業のブレが防げるからです。

ですからブレーンストーミングは大事。

よく言われるように、建設的なアイディアを出し合います。

否定的なことを言い出すと話が前に進むどころか後退しますので、ブレーンストーミングに慣れていないメンバーがいる場合はこの点は要注意です。

そして、ブレーンストーミングでなによりも大事なのは、決めるべきものを決めること。

だらだら話だけして何も決めないと、次へ進めないだけでなく、そういう癖がついてしまいます。

ですから、参加メンバー全員が、「今日はコンセプトを固めるぞ」という意思をもって臨む必要があります。

これは全員が主体的に参加するということですから、当然のことながら事前に知っておくべき情報は各自頭に入れて、自分なりの考えをある程度持っているのが望ましいです。

ブレーンストーミングでは軽く3時間くらいは使ってしまいますから、全員の貴重な時間を有効に使うためにも、各自が前向きな取り組み姿勢をもって、結果を出す、という取り組み方が大事ですね。